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高校生レストランの吉崎先生 「教育とは落ちこぼれを作らないこと」
2011-05-17 Tue 06:10
久しぶりにまともなドラマに出会った気分です。

日テレ系列で土曜日に放送されている『高校生レストラン』という
ドラマですが、
半分は脚色されているとは分かっていても
生徒たちの直向きな思いに、
現実では「クサイ」とか「アリエネー」と卑下されてしまって、
滅多にお目にかかれなくなってしまった
情熱を見る事ができます。

まさに毎回、涙腺が緩みます。



5月14日放送のそのドラマの中で、女教師の吉崎先生が
「私は、教育とは落ちこぼれ生徒を作らないことだと考えます。」
と発言していました。

このレストランの発案者で町役場の職員でもある岸野氏などが
全員が厨房に入っていては、レストランは成り立たないと訴えてても
吉崎先生は
「それがクラブ活動だ」
と取りあいませんでした。

このシーンは、このドラマの中では比較的にネガティブな意見として
扱われているようですが、実社会ではこれが現実です。

小学校の徒競争で、1位も2位もない、全員を努力賞としてしまったり、
学芸会の演劇で、全員をお姫様と王子様にしてしまうなど、
歴史的な名作であれ、平気で物語を湾曲してしまいます。
そして、この教育の特徴は
落ちこぼれを作らないだけでなく、優秀な生徒も作らせない。



先日、本屋で「人間社会にはいつから格差が出来てしまったのか」
といったようなタイトルの本を見かけました。
あまりにもバカバカしくてスルーしましたが、今の社会では
こんな恥ずかしいタイトルでも本が売れるようです。

格差は、人間が人間になるずっと以前から存在していました。

そもそも大凡、集団生活をする生物の社会には、必ず格差が存在します。
猿の集団には必ずボス猿が唯1匹だけ存在し、
そのボス猿が群れを率いています。
ボス猿には優先的に食料を得る権利と、好きなメス猿と交尾して
子孫を残す権利が与えられます。

蟻の社会にだって女王蟻と働き蟻がいます。

人間だけが、頭でっかちになり、見せかけだけの偽善心で
「格差は良くない」
と吹聴するようになってしまいました。




ドラマでは「落ちこぼれを作らない」と大そうな理想を述べていましたが、
全てに万能な人間など、滅多にいません。

ありがちなのは、頭は良いけど運動神経が悪い人や、その逆の人ですが、
その他にも、
料理がうまい人、
字が綺麗な人、
絵がうまい人、
歌がうまい人、
踊りが上手な人、
他人を説得するのがうまい人、
他人を笑わせるのがうまい人、
・・・
挙げ出したら限がありません。

そして、これは「明」の見方であり、その裏には必ず「暗」の部分があります。

料理がへたな人、
字が汚い人、
絵がへたな人、
歌がへたな人、
踊りがへたな人、
他人に考えを伝えられない人、
他人を怒らせてしまう人、

現代の日本の教育では、こういった暗の人達に対して
「大丈夫ですよ、とても上手ですよ」と嘘を付いて、努力する強さを削る一方、
明の部分の人達の、更なる努力の心も潰しています。

そうすることで、全員を下限に合わせるようにしてしまいます。


実は、全てに万能の人がいないのと同様に、
全てにダメな人なんていません。


必要な事は、人の個性を伸ばすことです。

個性を潰して、押し並べて能力を下げる事ではありません。

吉崎先生の考えは、間違えていると思います。
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