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藤沢数希氏(銀行勤務)「最もピンチなのは、半分が原発の関電エリア」
2011-06-14 Tue 07:23
[BLOGOS]の6月12日の記事で、アメリカ系投資銀行に勤務されている藤沢氏の
記事が載っていました。
http://news.livedoor.com/article/detail/5628369/
氏の記事は皮肉たっぷりですが、確かに地震直後に
「これからは関西の時代だ!」と喜んでいた方々が相当数いた記憶があります。

仕事がら関西を訪れる機会が多いのですが、
最近でも関西では下りのエスカレーターがシッカリと動いているのを見ると羨ましくなります。
電車でも冷房ガンガンで、地下街の隅々まで煌々と明かりが付いているのも
いつ電力供給が停止してしまうかビクビクしながら生活している
関東圏からすれば、懐かしい繁栄の香りさえしてきます。


しかし、原子力発電への依存度は関東圏より関西圏の方が高いのも事実であり、
東京電力の32.1%に比較して、関西電力は53.6%と日本一の原子力依存地域です。

原発依存度2009
北海道  39.6%
東北   27.7%
東京   32.1%
中部   12.3%
北陸   30.9%
関西   53.6%
中国   20.9%
四国   53.4%
九州   50.1%

浜岡原発を持つ中部電力の原子力依存度は12.3%と9電力会社中、
最低の依存度であり、浜岡停止が大きく響かない実態がわかります。


確かに、総電力供給量で1位の東京電力と、関西電力では
総量に倍半分の差があることも考慮すべきではありますが、
関西電力の総電力供給量は全国2位であり、原発による発電量だけで
東北電力の供給量とほぼ同程度、
また中国電力と四国電力の供給量を合わせた分に迫るくらいです。

これだけの電力を、別の手法で賄う事は至難の業です。

2009年 発電所の年間電力供給力[単位:1000MWh]
 ()内は原子力発電
北海道   31,239 ( 12,381 )
東北    73,634 ( 20,380 )
東京   252,186 ( 80,886 )
中部   114,972 ( 14,129 )
北陸    31,264 ( 9,673 )
関西   122,890 ( 65,894 )
中国    45,793 ( 9,585 )
四国    26,394 ( 14,102 )
九州    78,020 ( 39,020 )
沖縄    6,599 ( 0 )



しかしながら、最近の民主党政権、管内閣におけるポピュリズム丸出しの
政治の実情では、今後は検査等で一旦停止した後の原発を再稼働させることは
かなり困難と思わざるを得ません。

ましてや原発は、1年稼働した後は必ず検査で停止しますので、
関西圏の電力不足はこれからドンドン深刻になってきます。
まさか、藤沢氏の言うように停止していた火力発電を再稼働するにも、
一旦停止した発電設備を再稼働させることは簡単では無く、
そのうち
「エスカレーターなんて贅沢だ」
と、言うことにもなりかねません。


何の計画性も無い、カン・ナオトの原発停止要請の一言で、
(って、実際には、どう考えても『停止指示』にしか思えませんが・・・)
豊田社長の言う通り、製造業は日本では成立困難な下地が醸成されたことになります。

大企業は、どんどん海外に出て行くでしょうし、
中小企業は、どんどん倒産に追い込まれるでしょう。


『人の不幸は蜜の味』
震災直後には電力不安となった関東圏を捨てて、
関西への首都機能や本社機能の移転を訴える声がちらほら聞こえました。
不謹慎なようですが、関西圏から聞こえるそういった声には
少し嬉しそうな空気が漂っていたような気がします。
しかし、たった3ヵ月で、今は全くそんな意見は聞こえてきません。

カン・ナオトは、本当はこの状況を狙って、計画的に原発停止要請を行ったのか?
その答えは容易に出そうにありませんが、
たったの1,2年で、日本の経済を支える屋台骨は、すでに大打撃を受けており、
今後は、どんなに素晴らしい政府に替わろうが、容易には復活できそうもありません。


ま~、
当のカン・ナオトは、遂に8月以降まで首相を続けると言い始めましたが・・・
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